心の癒し、身体の鍛錬…そんな場所だと思います。格闘技は心身ともに強くなるだけでなく、心をいやす場所でもあると思っています。

格闘技道場というとすごく敷居が高い場所だと思われています。僕は格闘技畑にずっといるので麻痺しているのかもしれません。「昔はもっと…」的な事もありますが、現在の格闘技道場で酷い所は皆無だと思っています。個人的に厳しい(プロ選手、もしくは選手になりたい人)所もあるかもしれません。僕も選手には厳しく言う時もあります。それすらも無い位の所が殆どなのではないでしょうか?

酷いってのは理不尽だったり暴力、暴言だったりだと思います。ただ、えこひいきと思われることはあるかもしれません。それは頑張っている者と頑張っていない者がいるから多少はあるかと思います。が、殆どの先生は「平等」と言うでしょう。

格闘技は「強くなる」ってのが一番最初に来ると思いますが、HIDE’S KICK!は「痩せたい」「筋肉を付けたい」ってのが殆どです。そのついでに「強くなれれば」ってのが来る感じです。

格闘技の良さの一つとして、競技的に対人で接触があるので「仲良くなりやすい」ってのがあります。TVで試合を見ても、試合前あんなにいがみ合っていても試合が終われば相手を称えあっている姿を見たことがあると思います。選手によってでしょうが、自分を鼓舞するために相手を挑発したり、TVの演出も入ったりする事もあると聞いています。でも試合が終わればノーサイドの事が殆どです。

道場で置き換えると、試合のルールに近いスパーリングってのがありますが、殆ど本気で打ち抜くことはありません。勿論真剣に行いますが相手が怪我をする事はほぼありません。(病院に行くほどの怪我です。自爆はたまにあります)練習仲間なのでいがみ合う事がありません。なので仲良くなりやすい競技であります。特にHIDE’S KICK!はそうだと思います。

練習中他道場では考えられないくらい笑い声が聞こえます。「本当に楽しい!」と言ってくれる方が多いと思っております。(本当にきついって声も多いですが)心身共に鍛えられるとともに「癒される」ってのがあると思います。実際そう言ってくれる生徒もいました。これは嬉しい声ですよね。普段会えないような人と会え仲良くなれる、大人の社交場…僕はそう言っています。










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