打撃は怖い。怖いからこそ挑戦する姿に感動する。対抗戦記その3。

うづちゃんのMMA。ひで「うづちゃん、MMAやってみる?いや、決まったから」うづ「え?初めて聞きました」ひで「うん、初めて言った。うづ「あ、とても嫌ですけど、僕は『YESマン』なので『はい』です。いや~怖い‼」、ひで「頑張って‼」…そんな感じで決まりました。いざ試合…!果敢に打ち合い、テイクダウン奪われるもスウィープ、壁レスからまた打ち合いテイクダウン→マウントでタイムアップ。惜しくも判定負け!うづ「相手の方週一会員らしいです。本当に悔しい!ま、先生が相手の手を挙げたんですけどね」ちくり…とてもいい試合だったと思います。

泊りんMMA、キックで希望を出していたがパラエストラ西東京の特徴で柔術、MMAが多いので相手がおらず。ひで「泊りんMMAでもいい?」、泊「え?あ、でもやってみたいんで良いです!柔術まだ10回くらいしかやってないですけど大丈夫っすよね?」、ひで「あ、そうだっけ?大丈夫じゃん?タップすればいいし」…そんな経緯で決まりました。いざ試合。泊りん持ち前の思いっきりの良さと粘り腰で序盤から良い試合。相手選手も伸びるパンチと鋭い膝…それを凌いでスイッチからの右ストレート。また組み合うもきっちりしのいで打撃戦。相手の渾身のタックルもしのぎタイムアップ。ドロー。こちらもとてもいい試合でした。が、練習してないのでお叱りです。

ヒサMMA、ヒサは元々MMA志望。念願のデビュー戦。寝技の実績は申し分ないのですが、打撃に難ありすぎ…(笑)。いざ始まると寝技の自信もあるのか思い切りのいい打撃からのタックル。アームフックスローされるも上下入れ替えてトップキープ。ここから寝技の攻防。下から腕十字狙われうつぶせになり逃げるも上下入れ替わる。そこからヒサはタックル行ってそれを切られバックを取られ、教科書通りのRNCでタップアウト。見事な一本負けでした。白帯ながら柔術で青帯を圧倒した次の試合がこれなのでみんな唖然。これがMMAなのです。良い勉強!

小さな巨人マツモトさんのMMA。マツモトさんは基本MMAしか出たくない教頭先生のようないでたちのおじさん。ですがいざ試合になるとイケイケのバチバチのボッキボキ。今回はどうか?ゴング。やはり序盤から打撃の応酬。タックル行くも切られ、禁止しされているパウンドを貰いブレイク。また打撃戦。バックハンドブローをお互いに出し合いマツモトさんタックル。切られるも下から足関狙うも潰されパスされニーオン。ブリッジしてうつ伏せからタックルいくもバックに回られ、これまた奇麗なRNC。会場爆発!(パラエストラ西東京)。いつも思うのですが若かろうが、体重が重かろうが常に挑戦されるマツモトさんには尊敬の念しかありません。スタッフから聞いたのですが、マツモトさんの試合当日の体重は50kgを切っていたそうです。(58kg契約)それでも小さいマツモトさんは挑戦されるのです。マツモトさんから「先生、不甲斐ない試合で申し訳ありませんでした」と悔しそうに言われました。みんなにマツモトさんの姿勢は見習ってほしい。これからも付いていきます。

シムとリトルのボクシングエキシビジョン。シムの相手が2転3転して急遽リトルがやることに。長身のシム、ガードを固めながらロングのパンチ。リトルは普段ヘッドギアを着けない(以前はファールカップも着けないのでアレになる)のでほぼ見ないで闘う。お互いにハードなパンチを当てるしディフェンスするしで、初めて試合をした選手たちは「おお」とどよめいていました。二人とも良い仕事をしました。










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