テンのベースはレスリング、一方相手は柔道ベース…NOGIだとテンに分がある、と思ったら本当に腰が強い相手でした。持ち前のレスリングテクニックでバックを取れそうになるも取り切れず、何とかもみ合う中TD取るもフックスイープで返されそうになる時に肩の古傷悪化…カメの状態でパウンドされるも立ち上がるがレフリー気づきTKO負け。
正直テンは舐めていたと思います。「試合だぞ、それくらいの練習で大丈夫か？もっと相手は練習してるぞ」とハッパをかけるも「え？2コマ練習するもんですか？」ってな感じです。
話は戻しまして、試合後凄く落ち込んでました。ただでさえ喋らないテンがロダンの考える人（寝ぐせ付き）みたいに固まってました。大分落ち込んでいましたが、ホテルに帰る前に色々話をし三好が感じたことを伝えました。するとテンは「練習頑張ります」とぼそり…心折れなくて良かった。実際試合終わってから結構練習に来ているようです。これからMMAファイターとしてしっかりと練習していくようです。若いから楽しみではあります。今後の活躍に期待してください。
牛山華子、相手が変わり52kgから46kgに変更。かなり減量頑張りました。「中学生以来の体重」とのことで腹筋からは血管が浮き出る位の減量でした。
開場は2000人くらい入る米軍基地内の会場。観客はほぼアメリカ人。ノリのいいアメリカ人にテンション上げて入場。かなり盛り上がってました。
相手はスーパー女子高生、キックの日本チャンピオンで柔術青帯。将来期待されている子が相手です。試合開始、グローブタッチをせずいきなり殴りかかるも何故か自身で転ぶ…もうそれがすべてでしたね。何とか立ち上がるも相手選手の距離で殴り合い、下がりながらのパンチなので決定打出せず。下がるのをやめ打ち合うと効いたのかタックルに来る相手。首を抱えてしまいそのままバックを取られRNC。一本負けとなりました。
牛山は練習は頑張っていたのですが、不器用戦隊デキンノジャーピンクとして活躍をしており、習ったことが出来なくずっと怒られてます。覚えるのがとにかく苦手なので、こちらがどうにか考えて練習をしなくてはなりませんね。
もう一回やっても負けると思いますが、打撃、特に右のパンチは通用するものがありました。二人ともお疲れさまでした。
会場はこんな感じでバスケットの体育館。UFC、KOTC、PXC…海外の大会に何度も行きましたが、同じような盛り上がりで、逆に「何でこんなことで盛り上がれるの？」ってくらい盛り上がっていました。国の為、日本の為に身体を張っている軍人ですからこういったイベントがとてもありがたいと、プロモーターの當山さんが仰っておりました。牛山は入場出オチでしたが何名か写真をお願いされていました。
沖縄に縁がありますが、勝ちにはなかなか縁がなく凹んだ試合最終戦でした。応援ありがとうございました。
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